Q&A

私の父親が病気で亡くなりました。父は生前1000万円の預金があり、相続人は私と母親と弟の3人です。私は法定相続分4分の1にあたる250万円をもらえると思っていましたが、父親の遺言が見つかり、遺言にはすべて母親に相続させると書いていました。このような遺言が見つかった以上、私は何ももらえないのでしょうか。

<ご回答>

兄弟姉妹以外の相続人には遺留分が認められていますので(民法1028条参照)、被相続人の子であるあなたは、遺留分減殺請求権を行使することで、遺留分 を確保することができます。あなたが取得する具体的な遺留分額ですが、算定の基礎となる財産が1000万円の預金債権のみだとすると、配偶者、子が相続人 の場合の遺留分割合2分の1にあなたの法定相続分割合を乗じた額125万円(=1000万円×2分の1×4分の1)があなたの遺留分の額となります。な お、遺留分減殺請求は、相続の開始及び減殺すべき贈与又は遺贈があったことを知った時から1年以内に行使しなければならず、既に1年を経過していれば遺留 分減殺請求はできなくなります(民法1042条参照)。

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