判例事例

写真の著作物該当性

◎(事案の概要)
  Xが、YらはXが撮影した写真(以下「本件写真」という。)をXに無断で複製し雑誌に掲載して発売し、本件写真についての著作権(複製権)及び著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持権)を侵害したとして、Yらに対し、著作権及び著作者人格権の侵害による不法行為に基づく損害賠償等を求めた。
 (論点)
  本件写真の著作物該当性
 (判決要旨)
  本件写真は原告が自然の中に生息している野生のイルカを被写体として撮影した写真であること、原告は、本件写真を撮影するに当たり、自らの撮影意図に応じて構図を決め、シャッターチャンスを捉えて撮影を行ったこと、以上の事実が認められ、これらの事実に証拠(略)によって認められる本件写真の映像とを併せて考えると、本件写真は、原告の思想又は感情を創作的に表現したものとして著作物性を有するものと認められ(る)(東京地裁平成11年3月26日判決)。

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